本叢書の全巻内容 | |||
1 | 国際建築 ヴァルター・グロピウス著 貞包博幸 訳 B5判上製カバー装 128頁 |
\5,607 | |
建築はつねに国民的なものであり、と同時につねに個人的なものでもある。そして個人、民族、3つの輪のうち人類の輪が他の2つを包含する。このような国際建築の概念規定のもとに近代建築を紹介し、そこに近代の新しい建築精神を見出そうとしたのが本書である。 | |||
2 | 教育スケッチブック パウル・クレー著 利光 功 訳 B5判上製カバー装 66頁 |
\4,384 | |
バウハウスにおける1921/22年度の形態論の講義のエッセンスであり、当時のクレーの創作活動を理解する上でも必須の文献と言える。クレーの手になる文字・記号・図の一体化した図版を多数収める。 | |||
3 | バウハウスの実験住宅 アドルフ・マイヤー著 貞包博幸 訳 B5判上製カバー装 94頁 |
\5,097 | |
規格住宅の問題はバウハウスの大きな課題の一つであった。グロピウスはこの建築方式について国民経済、技術、形式の3つの視点から論じ、これを現代の機械工場生産にふさわしい唯一のものとした。 | |||
4 | バウハウスの舞台 シュレンマー・モホリ=ナギモナール著 利光 功 訳 B5判上製カバー装 108頁 |
\5,607 | |
シュレンマーの舞台芸術論を中心に、モホリ=ナギの「演劇、サーカス、ヴァラエティー」とモルナールの劇場設計案を収める。多数の図版を含めて、バウハウスの舞台工房の活動を知るために不可欠の文献。 | |||
5 | 新しい造形 ピート・モンドリアン著 宮島久雄 訳 B5判上製カバー装 84頁 |
\4,588 | |
オランダの抽象絵画グループ〈デ・ステイルの理念的中心人物ピート・モンドリアンの芸術論集。とくに1921年から23年までの著述で、絵画論から建築、デザインから音楽、舞踊にまで広い芸術論を展開し、バウハウス理念の芸術的側面を支援するものである。 | |||
6 | 新しい造形芸術の基礎概念 テオ・ファン・デュースブルフ著 宮島久雄 訳 B5判上製カバー装 90頁 |
\5,097 | |
〈デ・ステイル〉グループの実質的中心人物であるドゥースブルフの芸術論。新しく登場してきた抽象絵画に対する一般観衆の無理解、批判に対して、芸術作品一般の原理に基づいて作品の見方を解き明かしている。 | |||
7 | バウハウス工房の新製品 ヴァルター・グロピウス著 宮島久雄 訳 B5判上製カバー装 142頁 |
\5,607 | |
バウハウスの工房が本格的に活動し始めた1920年から1924年までの木材、金属、織物、陶器四工房の公式作品集。巻頭には学長グロピウスが新しい工房の生産原則となる〈機能主義の宣言を掲げている。 | |||
8 | 絵画・写真・映画 L・モホリ=ナギ著 利光 功 訳 B5判上製カバー装 158頁 |
\7,647 | |
絵画から映画にいたる視覚造形論であり、中心に置かれているのは写真論である。モホリ=ナギの発案になるフォトグラムやタイポフォトが論じられており、数多くのその実作例が図版に収録されている。 | |||
9 | 点と線から面へ カディンスキー著 宮島久雄 訳 B5判上製カバー装 212頁 |
\9,175 | |
抽象絵画の創始者カンディンスキーがバウハウスに招かれたのは1922年6のことだが、本書はそこにおける講義の一部であり、抽象絵画の成立根拠を根本から論じた基礎造形理論として名高い。 | |||
10 | オランダの建築 J.J.P.アウト著 貞包博幸 訳 B5判上製カバー装 102頁 |
\5,607 | |
オランダはとりわけ〈デ・ステイル運動を通して近代建築の発展に大きな影響をあたえた。本書はこの運動の設立に参加したアウトが新しいオランダ建築の本質と目的とについて書いた報告書である。 | |||
11 | 無対象の世界 カジミール・マレーヴィチ著 五十殿利治 訳 B5判上製カバー装 90頁 |
\8,156 | |
ロシア・アヴァンギャルドの代表作家マレーヴィチの著作集。シュプレマティズムと呼ばれる、その特異な造形思考は本書によりはじめて西欧に伝えられ、抽象絵画の動向に大きな影響を与えた。このたびの復刻では、画家がひそかに独訳者に託したロシア語草稿も邦訳される。 | |||
12 | デッサウのバウハウス建築 ヴァルター・グロピウス著 利光 功 訳 B5判上製カバー装 228頁 |
\9,685 | |
グロピウスがデッサウ市で手掛けたバウハウスの校舎、親方用の住宅、テルテン地区集団住宅と消費組合の建物、公共職業安定所の基本構想、図面、建設中と完成後の写真などからなる建築活動報告書。 | |||
13 | キュービズム アルベール・グレース著 貞包博幸 訳 B5判上製カバー装 124頁 |
\6,117 | |
グレーズはキュービスム運動開始直後の1912年、いちはやく『キュービスム論』を発表した。アポリネールの『キュービスムの画家たち』よりも1年はやい刊行であった。本書はこのグレーズが再考したキュービスム絵画の理論的解明の書であり、貴重かつ興味ある記録である。 | |||
14 | 材料から建築へ L・モホリ=ナギ著 宮島久雄 訳 B5判上製カバー装 258頁 |
\10,195 | |
1922年から28年まで、バウハウスの基礎課程を指揮し、本叢書の斬新なレイアウトをしたモホリ=ナギがその成果をまとめたもの。のちに改訂英訳されて『ザ・ニュー・ヴィジョン』として刊行されたものの原本であり、機能主義的、構成主義的な基礎造形の教科書である。 | |||
別巻1 | バウハウスとその周辺T 美術 デザイン 政治 教育 利光 功・宮島久雄・貞包博幸 編 B5判上製カバー装 174頁 |
\8,400 | |
20世紀初頭の全ヨーロッパを巻き込んだ芸術運動の息吹を伝えるバウハウス叢書の翻訳完了を機に、バウハウスのはたした真の意義を明らかにするため、両大戦間のドイツの文化全体をとらえて、全1巻にまとめた論文集。 | |||
別巻2 | バウハウスとその周辺U 理念 音楽 映画 資料 年表 利光 功・宮島久雄・貞包博幸 編 B5判上製カバー装 176頁 |
\8,400 | |
20世紀初頭の全ヨーロッパを巻き込んだ芸術運動の息吹を伝えるバウハウス叢書の翻訳完了を機に、バウハウスのはたした真の意義を明らかにするため、両大戦間のドイツの文化全体をとらえて、全2巻にまとめた論文集。 |
価格 | |
全16巻完結セット |
セット本体価格¥109,364 |